2007年07月02日

着物再生

今年も半分終わっちゃいました。
なんだかあっという間な気もしますし、長かったような気もします。

さて、今日はお稽古ではなく着物の話。
3ヶ月ほど前、贔屓にしている呉服屋さんで着物のメンテナンス料金が安くなるというので、母が娘時代に買っておいらが譲り受けた付け下げを染に出しました。
染に出した理由は・・・
元々光沢のある青みがかった白が基本の着物だったのですが、まぁ年代物といえば年代物で、色も色でしみがかなり出ていて落ちなくなってきていました。
母からもらった着物の中でも一番のお気に入りでどうしても着物として着続けたいと思っていたし、白だから違う色に染め直せばまだまだ着られるとも思っていました。

で、元々地味派手なものが好きなおいらは、黒とかグリーンとか紫とか寒色系の地色の着物が多く、黄色やオレンジといったものは持っていなかったので、しみを目立たなくするためにもクリームオレンジみたいな色に染めてもらうことにしたのでした。

その着物が昨日染め上がってきました。(仕立てはしていません)
思った以上に綺麗な色に仕上がってきました!!
その染師さん、結構頑固な職人さんらしく、気に入った色に染まるまで何ヶ月もかけて仕事をする人だそうで、おいらのその着物もかなり手間をかけて作業してくださったそうです。

派手でなく、地味でなく・・・
元の柄も目立ちすぎずぼやけずに浮き上がっています。
生地も染め直したり洗いに出したりするとやせてしまうことが多いのですが、今回はそれもなく。すごく技術のある染師さんなんだろうな、と容易に想像できる出来栄えです。

この着物は、母が今和裁の教室に通っているので、母が時間をかけて仕立てる予定です。
これでまた何十年と着物としておいらにこき使われます(^^ゞ
posted by こてちゅ at 14:27| 埼玉 ☔| Comment(2) | TrackBack(0) | 着物 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
何でも使い捨てになりつつある現在ですが、物を大切にし再び命を吹きかけ、蘇えさせることは素晴らしいことだと思います。
私ももう30年くらい使っている三味線があり、何度も張替えと棹通しを繰り返したので、私とは違って?棹は痩せ細り、おまけに過去に一度棹の中ほどが折れて修理しました。
人間に例えるなら満身創痍の状態ですが、どんなときにも一緒に歩んで来たいわば自分の魂が入っている三味線、もう舞台で使うことは無いでしょうが今も大切にしています。
Posted by 隠岐 at 2007年07月02日 15:57
隠岐さん:
最近「もったいない」と言う言葉が世界で注目を浴びているそうです。日本人の「美徳」とされた「もったいない」はいつの間にか過去の遺物とされた感もなきにしもあらずですが・・・
着物はそんな「もったいない」という感覚を取り戻させてくれることがしばしばあります。

母が和裁を始めたこともあって、祖母が縫ってくれた浴衣が父の甚平や暖簾に変身しています。
また「うちの嫁は着物に興味がなくて、私がどうにかなったら捨てられてしまう」とうちへ来た帯や着物が沢山あります。

三味線も伯父の民謡三味線がうちに来て・・・(それがきっかけでおいらがまた民謡の世界に)
ほとんど弾くことはありませんが、いつでも励ましてくれる存在なんですよ。
Posted by こてちゅ at 2007年07月02日 16:51
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